環境にも財布にも優しい生活アイデア

暮らしの知恵

“環境にいいこと”と言うと…

◆環境に配慮した高めの物を買う
◆エコバッグを持っていく 

ハードルが高かったり、反対に一時的な行動だったりしますよね

金銭的な負担や「根本的な解決になっていない気がする」というモヤモヤを感じたり

しかし、比較的気軽に続けられることならば、無理なく環境に優しくできると思いませんか?

ということで、私がやってみた、環境に配慮しつつも財布に優しそうなこと3つを紹介します。

洗濯マグちゃん

ピンク色もあります

よかったこと

◆洗剤費が400円/月浮いた
 一般的な洗濯機に入る洗濯量なら、使用する洗濯マグちゃんは2つ。
 8カ月ぐらい使用すれば元がとれるし、300回使えるのでコスパも悪くない

◆すすぎ1回なので洗濯にかかる時間が減った
 寮暮らしなので、洗濯機は共用。洗濯機が止まるのを待つ必要があります。
 待ち時間がとても苦痛だったのですが、すすぎ1回なので少し時短になりました

◆洗濯物からあまりニオイがしない
 汚れの度合いや洗濯量によりますが、嫌なニオイがしません。
 むしろ、洗剤の余計なニオイがなくなり、心地いいです。

生ごみコンポスト

野菜のヘタから魚の骨まで、あらゆる生ごみを肥料にできます

生ごみコンポストの作り方

(1) 調理する際に出る生ごみを細かくする

ナスを切ったついでに少し細かくしたり

(2) (1)をその日中に植木鉢などの容器に入れて草や土を被せる ※生ごみが出た日にできない場合は乾燥させてから容器に入れる

毎朝植木ばちにinしてます

こんなカンジで土と草被せる

(3) 雨で濡れないようにフタをする

ズボラなのでその辺のバケツをフタにしてます

(4) たまにひっくり返しながら、1〜2週間ほど分解されるのを待つ

被せる土は、森の土がいいらしいです
私は、大学敷地内に放棄林的な場所があり、そこからとってきています

近くに土がない方は、培養土(園芸用にホームセンターなどで売ってる)買わないといけないかもです

有機培養土の通販 | グリーンマーケット (gfp-japan.com)

よかったこと

◆ゴミの悪臭を防げる
 シンク下にゴミ袋からのニオイがマシになった気がします

◆ゴミ捨ての頻度を減らせる
 週に2日捨てていましたが、生ごみが減ったので週に1日で済んでいます

いまいちな点

◆若干の手間はかかる
 野菜の切れ端や骨を細かくする、乾燥させる、たまに混ぜるなどのちょっとした作業
 加えて、モノによっては分解されにくく、慣れるまでは面倒かもしれません

コンポスト作りの容れ物は、植木鉢以外にも、コンポスト用袋やキエーロといったものもありますし、自作しても楽しいと思います

面倒とはいえ、分解されているのを見て生き物の働きを実感したり、自分なりのやり方を探っていけば、気づいたらハマっていくと思います

野菜がめぐるコンポスト[定期宅配] | 坂ノ途中 | サステナブルな有機野菜と食品通販 (on-the-slope.com)

生ごみ消滅 | kiero official キエーロオフィシャル

農に関わることを趣味にする

先ほどと被りますが、家庭菜園や森林整備、クラフト、木工などを趣味にするのもいいでしょう

オススメする理由

◆土や植物に触れることでストレスが軽減される
 研究で、森林浴、園芸療法、ハーブによるセラピーなどの効果が解明されてきました
 週に1回行うことで1週間効果が持続するので、週末に行えば、翌週は心地よく過ごせるのでは?

◆高血圧/低血圧が正常化されるなど身体的効果がある
 心理的な効果だけでなく、身体的な効果もあります
 特に樹木からは、フィトンチッドという物質が出て、ヒトの免疫に関わる細胞を活性化させます

◆達成感がある
 資料作りなどのデスクワークにはキリがありません
 しかし、草引きや作品作りには明確なゴール、目に見えてわかりやすい変化があります

以上のように、気持ち的にも健康的にも、農に関わる趣味をオススメします!

とはいえ、いきなり道具を揃えたり土地を持つのは大変…

市民農園に応募したり、コミュニティ・ガーデンという複数人で野菜をつくるグループに参加したり、森に関わるボランティア団体の見学に行ってみるをオススメします

道具を貸してもらえたり、無理のない面積の農地で作業できたりするので、気軽に始められますよ

生活の中で自然に触れる機会を増やして環境と自分に優しく

今回は、環境と財布に優しいアイデア3つを紹介しました

(1) 洗濯マグちゃん
(2) 生ごみコンポスト
(3) 農に関わることを趣味にする

はじめは遠回りに見えても、長い目で見れば「環境負荷が減る」「健康につながる」など大きな意味で”元”がとれます

ぜひ、興味がある・できそうなことから取り組んでみてはいかがでしょうか?

では、また